子供の治療開始時期

お子さんの場合、早い時期に矯正治療を始めることで良い治療結果が得られたり、抜歯せずに治療ができる場合があります。
適切な治療のタイミングを逃さないよう、歯並びが気になった時点で一度ご相談ください。

ただし、必ずしもすぐに治療を開始するとは限りません。症例によっては永久歯が生え揃ってから治療した方がよい場合もあります。お口の中を診察してから、適切な治療時期をご説明します。

矯正治療のリスク・副作用について

子供の1期治療と2期治療

1期治療と2期治療

子供の矯正治療には、次の2種類があります。

1期治療

乳歯と永久歯が混在する混合歯列期に行う治療です。顎の発育を誘導しながら治療することで非抜歯治療の可能性が高まります。1期治療だけで終了する場合もありますが、多くは2期治療で最終的に歯並びを整えます。

2期治療

永久歯が生え揃った後に行う治療です。1期治療の後に行う場合と、1期治療は行わずに2期治療だけでまとめて行う場合とがあります。
1期治療を行っている場合は、その分2期治療の期間が短くなったり、負担が軽くなります。

子供の治療例

叢生(デコボコ・八重歯)

歯が並ぶための顎のスペースが不足しているため、歯並びがデコボコになっている状態です。

叢生症例(非抜歯)

叢生症例(非抜歯)
主訴 叢生
使用装置 拡大床装置(3か月半)
マルチブラケット装置(10か月)
保定装置(2年)
抜歯の有無 非抜歯
治療費(自費)
約942,700円(税込)※毎月1回の処置料含む総額
副作用・リスク
装置の装着を怠ると、治療期間が長引きます。
矯正装置装着により、痛みや違和感が出ることがあります。また噛み合わせが不安定になることで顎の痛みを感じる場合があります。
歯の表面にわずかな吸収が起こる場合があります。
治療中は装置があり、歯磨きが難しい箇所が出てしまうため虫歯・歯周病のリスクが高くなる場合があります。
歯の移動が完了した後、保定装置(リテーナー)の使用が十分でない場合、後戻りすることがあります。
歯列を整え安定した噛み合わせを創り出すために、やむを得ず健康な歯を抜く場合があります。
あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。

叢生症例(抜歯)

叢生症例(抜歯)
主訴 叢生
使用装置 マルチブラケット装置(1年5か月)
保定装置(2年)
抜歯の有無 抜歯(上下第一小臼歯を計4本)
治療費(自費)
約942,700円(税込)※毎月1回の処置料含む総額
副作用・リスク
矯正装置装着により、痛みや違和感が出ることがあります。また噛み合わせが不安定になることで顎の痛みを感じる場合があります。
歯の表面にわずかな吸収が起こる場合があります。
治療中は装置があり、歯磨きが難しい箇所が出てしまうため虫歯・歯周病のリスクが高くなる場合があります。
歯の移動が完了した後、保定装置(リテーナー)の使用が十分でない場合、後戻りすることがあります。
歯列を整え安定した噛み合わせを創り出すために、やむを得ず健康な歯を抜く場合があります。
あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。

上顎前突(出っ歯)

上の前歯が前に傾いたり、顎自体が前方に位置するために出っ歯になっている症状です。

上顎前突症例(非抜歯)

上顎前突症例(非抜歯)
主訴 上顎前突
使用装置 拡大床装置(3か月半)
マルチブラケット装置(1年1か月)
保定装置(2年)
抜歯の有無 非抜歯
治療費(自費)
約942,700円(税込)※毎月1回の処置料含む総額
副作用・リスク
装置の装着を怠ると、治療期間が長引きます。
矯正装置装着により、痛みや違和感が出ることがあります。また噛み合わせが不安定になることで顎の痛みを感じる場合があります。
歯の表面にわずかな吸収が起こる場合があります。
治療中は装置があり、歯磨きが難しい箇所が出てしまうため虫歯・歯周病のリスクが高くなる場合があります。
歯の移動が完了した後、保定装置(リテーナー)の使用が十分でない場合、後戻りすることがあります。
歯列を整え安定した噛み合わせを創り出すために、やむを得ず健康な歯を抜く場合があります。
あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。

上顎前突症例(抜歯)

上顎前突症例(抜歯)
主訴 上顎前突
使用装置 マルチブラケット装置(1年5か月)
保定装置(2年)
抜歯の有無 抜歯(上下第一小臼歯を計4本)
治療費(自費)
約942,700円(税込)※毎月1回の処置料含む総額
副作用・リスク
矯正装置装着により、痛みや違和感が出ることがあります。また噛み合わせが不安定になることで顎の痛みを感じる場合があります。
歯の表面にわずかな吸収が起こる場合があります。
治療中は装置があり、歯磨きが難しい箇所が出てしまうため虫歯・歯周病のリスクが高くなる場合があります。
歯の移動が完了した後、保定装置(リテーナー)の使用が十分でない場合、後戻りすることがあります。 ・
歯列を整え安定した噛み合わせを創り出すために、やむを得ず健康な歯を抜く場合があります。

下顎前突(受け口・反対咬合)

下の前歯が上の歯より前に出て、噛み合わせが逆になっている症状です。

下顎前突症例(非抜歯)

下顎前突症例(非抜歯)
主訴 下顎前突
使用装置 チンキャップ
拡大床装置(3か月半)
マルチブラケット装置(1年)
保定装置(2年)
抜歯の有無 非抜歯
治療費(自費)
約880,000円〜990,000円(税込)※毎月1回の処置料含む総額
副作用・リスク
骨格型下顎前突症のため、長期の治療が必要です。
装置の装着を怠ると、治療期間が長引きます。
矯正装置装着により、痛みや違和感が出ることがあります。また噛み合わせが不安定になることで顎の痛みを感じる場合があります。
歯の表面にわずかな吸収が起こる場合があります。
治療中は装置があり、歯磨きが難しい箇所が出てしまうため虫歯・歯周病のリスクが高くなる場合があります。
歯の移動が完了した後、保定装置(リテーナー)の使用が十分でない場合、後戻りすることがあります。
歯列を整え安定した噛み合わせを創り出すために、やむを得ず健康な歯を抜く場合があります。
あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。

開咬(かいこう)

奥歯を噛んでも前歯の上下に隙間があき、食べ物を噛み切れないような症状です。

開咬症例(抜歯)

開咬症例(抜歯)
主訴 開咬
使用装置 マルチブラケット装置(2年3か月)
保定装置(2年)
抜歯の有無 抜歯(上下第一小臼歯を計4本)
治療費(自費)
約942,700円(税込)※毎月1回の処置料含む総額
副作用・リスク
矯正装置装着により、痛みや違和感が出ることがあります。また噛み合わせが不安定になることで顎の痛みを感じる場合があります。
歯の表面にわずかな吸収が起こる場合があります。
治療中は装置があり、歯磨きが難しい箇所が出てしまうため虫歯・歯周病のリスクが高くなる場合があります。
歯の移動が完了した後、保定装置(リテーナー)の使用が十分でない場合、後戻りすることがあります。
歯列を整え安定した噛み合わせを創り出すために、やむを得ず健康な歯を抜く場合があります。
あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。

ポプリ

クレオ矯正歯科クリニック

  • 東京都目黒区自由が丘 1-7-13
    クレオビル5F
  • 院長:中谷裕二良
  • 電話:03-3718-8868